絶対零度θFantastic! †
プロローグ †
- [フレイア]
- ミンメイさん!
ありがとうツアーもそろそろ終盤ですね!
- [ミンメイ]
- フレイアちゃん
- [フレイア]
- ・・・って、その手に持ってる花束はなんかね?
- [ミンメイ]
- ふふっ。かわいいでしょう?
さっき、小さい女の子からもらったの。手作りなんですって!
- [フレイア]
- 手作りのブーケ!ええねぇ~!
- [ミンメイ]
- メッセージカードもあるのよ。
一生懸命書いてくれたみたい
- [フレイア]
- えーっと、なになに・・・?
『ミンメイ、いつもすてきなうたありがとう』・・・
- [フレイア]
- おおきくなったら、ミンメイみたいな
かしゅになりたいです』・・・かぁ
- [フレイア]
- ふふっ。この子、子供の頃の私みたいやね・・・
- [ミンメイ]
- そうなの?
- [フレイア]
- ほいな!私も小さい頃、
いろんな人の歌を聞いて育ったんです!
- [フレイア]
- ウィンダミアに来てた地球人から
外の音楽を教えてもらったんですけど・・・
- [フレイア]
- その中にミンメイさんの歌もあったんよね!
- [フレイア]
- ミンメイさんの歌は、ぶっちゃあったかくて
包み込んでくれるみたいに優しくて
- [フレイア]
- 寂しい気持ちになったこときに、よく歌ってました!
・・・あの頃は、悲しい出来事が続いとったから
- [ミンメイ]
- ・・・そうだったの
- [フレイア]
- ミンメイさんは本当にすごいんやね!
銀河中のみんなの憧れです!
- [ミンメイ]
- 憧れだなんて、そんな・・・わたしだって、
フレイアちゃんから毎日元気をもらってるのに
- [フレイア]
- 今でこそ、超時空ネットワークを通じて出会えた
大切な仲間だけど・・・
- [フレイア]
- バサラさんやシェリルさんや、ランカさん・・・
他のみなさんにとっても、ミンメイさんの歌は
いつまでも特別なものだと思うんです!
- [フレイア]
- だから私、ずっと考えてたんよね。
今回の『ありがとうツアー』はファンのみんなだけじゃなくて・・・
- [フレイア]
- ミンメイさんにも、何かお礼がしたいって!
- [ミンメイ]
- わたしに?
- [フレイア]
- ほいな!だから、楽しみにしててください!
- [フレイア]
- そのブーケには敵うかどうかわからんけど・・・
きっときっと、喜んでもらえると思うんです!
- [ミンメイ]
- フレイアちゃん・・・
- [ミンメイ]
- ・・・わかったわ。楽しみにしてるわね!
歌に込めた、ありがとう †
- [ミンメイ]
- みなさん!
素敵な贈り物をありがとうございます!
- [ミンメイ]
- とっても嬉しいです!
- [ランカ]
- わぁ。.:*゜(∩´∀`)∩゜*:.。
良かった!
- [フレイア]
- ごりごり~!(>▽<)
喜んでもらえたなら嬉しいです!
- [輝]
- 贈り物?
- [ミンメイ]
- ええ、みんながわたしに
素敵なお手紙を書いてくれたの!
- [輝]
- へぇ、良かったね、ミンメイ
- [フレイア]
- みなさんに
ミンメイさんの歌にまつわる思い出や
エピソードを書いてもらったんよね!
- [ミレーヌ]
- バサラだけ、何故か歌だけどね
- [カナメ]
- そうだったですか!
バサラさんらしいですね
- [ミンメイ]
- お手紙も歌も
本当に嬉しかったです!
- [ミンメイ]
- 一生大切にします。
本当にありがとう!
- [シェリル]
- ミンメイ。
わたしも手紙にも書いたけど・・・
- [シェリル]
- あなたは銀河に歌という文化を
もたらした、偉大なシンガーよ
- [ミンメイ]
- シェリルさん・・・
- [ミンメイ]
- ・・・・・・
- [フレイア]
- ・・・ミンメイさん?
- [ミンメイ]
- わたしからみなさんに
伝えたいことがあるんです!
ミンメイから、みんなへ †
もう、1人ぼっちじゃない †
エピローグ †
コメント †