スクールフェスで光速クライmax☆

プロローグ

[ランカ]
じゃあ、こういうのはどうですか?
たとえば・・・
[シェリル]
・・・なるほど!
それはいい考えね、ランカちゃん!
[ランカ]
えへへ。ありがとうございます
[ミシェル]
やぁ、2人とも。なんの相談をしているの?
[ランカ]
あ、ミシェル君!
[ランカ]
今度、美星学園で
新入生の歓迎イベントがあるでしょ?
[ミシェル]
新入生?
ああ、そうか。もうそんな季節だっけ
[ミシェル]
うちの学校、毎年張りきるからね
[ランカ]
それでね、今年は・・・
[ランカ]
シェリルさんと2人でライブをすることになったんだ!
[シェリル]
ふふ。
美星学園には何度も出入りさせてもらってるしね
[シェリル]
何かお礼ができるなら、わたしも嬉しいわ!
[ミシェル]
あはは・・・確かに
シェリルはよくうちの学校に来てるよね
[ミシェル]
そんなに気に入ったなら
もういっそ入学しちゃったらいいんじゃない?
[シェリル]
・・・!それはいいわね・・・
[シェリル]
ちょっとグレイスに相談してみようかしら?
[ミシェル]
え!?冗談のつもりだったんだけど・・・
[ミシェル]
・・・まぁ、それはそれとして。
相談してたのは、ライブの内容をどうするかって話?
[ランカ]
うん!
シェリルさんがアイデアをたくせん出してくれて
とっても楽しいライブになりそうだよ!
[シェリル]
ランカちゃんの案もなかなか良かったわ。
2人で話すといいアイデアが浮かぶわね
[シェリル]
あとは、そうね。
新入生のみんなが、美星学園には
こんな先輩たちがいるんだってわかるように・・・
[シェリル]
ライブの出演者に、
在校生もいるといいかもしれないわ
[ランカ]
在校生の出演者ですか。うーん・・・
[ミシェル]
・・・・・・えーっと、ランカちゃん。
あからさまに俺を見るのはやめてくれるかな・・・?
[ランカ]
えっ!?あっ、ごめん!
[ランカ]
でも、ミシェル君って女の子から人気あるし、
新入生の女の子も喜ぶんじゃないかなーなんて
[ミシェル]
なるほど。それは悪くないね
[シェリル]
ちょろいわね・・・
[ミシェル]
あいにく年下は好みじゃないんだけど、
女の子から熱い視線を浴びるのは大歓迎かな
[ミシェル]
・・・ってことは、そうだな
[ミシェル]
よし。
ちょっと、アルトとクランあたりにも声をかけてみるよ
[ランカ]
え?
[ミシェル]
期待してて。新入生たちを、
とびきりラブリーでボンバーなサウンドで
お迎えするからさ!

ラブリーボンバー!

[ミレーヌ]
ランカ、シェリル!
ラブリーボンバーのライブ見たよー!
お疲れさま!
[ランカ]
わぁ、ミレーヌちゃん!
ありがとうございます(*´∀`*)
[クラン]
ミレーヌ、ライブに来てたのか!?
[ルカ]
えっと、バサラさんと一緒に
ずっと舞台裾にいましたよ。
超時空ユニットライブを使って・・・
[クラン]
そうならそうと早く言ってくれ!
[クラン]
本人を前にしてミレーヌみたいな格好をするなんて
恥ずかしいにもほどがあるじゃないかー!
[ランカ]
ごめんなさいクランさん!
ミシェル君から口止めされてて・・・
[クラン]
ミーシェールー?
[ミシェル]
怒るなよクラン。
本人にあの姿を見られたってのは
俺も同じなんだからさ
[ミシェル]
そうだろ?
バサラ
[バサラ]
俺のモノマネとしちゃ
ちょっとモノ足りねぇな
[バサラ]
燃える魂を全力で
ステージで出したら認めてやってもいいぜ
[ミシェル]
いや、そんな本気にならなくても・・・
[ミレーヌ]
そういえば
今回はアルトがいなかったわね
[アルト]
その話はやめてくれ・・・
[シェリル]
アルトにもお願いしたんだけど
今回は完全に拒否されちゃったのよねか
[シェリル]
何がそんなに嫌なのよ?
[アルト]
あたりまえだろ

アルトは出ないの?

[アルト]
学園の新入生の前で
あんな姿を晒してみろ
[アルト]
卒業までの数年間
新入生たちからどんな目で見られるか
わかったもんじゃないだろ
[ミシェル]
まぁ、アルトの正体知って
がっかりする新入生はいるだろうしね
[アルト]
うるさい
[ミシェル]
アルト姫は大変だねぇ。
もっと俺みたいな色男に
生まれてきたら良かったのにさ
[アルト]
こいつ・・・!
[ランカ]
アルト君、落ち着いて・・・!
[ミレーヌ]
そういえば、ミシェルのギターソロのとき
女の子たちの歓声がすごかったわね・・・
[クラン]
ふん。
きゃーきゃー言ってられるのも
今のうちだ
[クラン]
今にこいつは
品性の欠片もないと気づいて
我に返るに決まってる!
[ミシェル]
なんだクラン。
嫉いてるのか?
[クラン]
そんなわけあるか!!
[ミレーヌ]
それにしても
今回のライブの演出はホントすごかったー!
[ミレーヌ]
最新鋭のホログラム映像とか
たくさんのバックダンサーとか・・・
[ミレーヌ]
あれだけ大がかりなものを用意するのは
大変だったんじゃない?
[シェリル]
ふふっ。
それがそうでもないのよ
[ミレーヌ]
どういうこと?
[シェリル]
実はね・・・

ようこそ、美星学園へ!

[シェリル]
今回のライブ演出は
美星学園の在校生が全面協力してくれたの
[シェリル]
ランカちゃんとわたしが
たくさん映し出されるホログラム映像も
専門の学科の生徒が作ってくれたものなの
[ランカ]
バックダンサーも在校生の人たちに
協力してもらったんだよ!
[ランカ]
みんな、自分から
一緒にステージに立ちたいって
言ってくれたんだ!
[ミレーヌ]
へぇ、あれってみんな
学園の生徒さんだったんだ!
[ミレーヌ]
ホログラム映像まで作れちゃうなんて
美星学園の生徒ってすごいのね!
[シェリル]
ほんと、わたしもそう思うわ
[シェリル]
在校生の力を借りるっていうのは
わたしのアイデアだったんだけど・・・
[シェリル]
みんなわたしが思っていた以上に
大活躍してくれて
驚かされっぱなしだったもの!
[シェリル]
これはますます
美星学園に入学したくなってきたわね・・・!
[アルト]
マジかよ・・・
[ルカ]
シェリルさんが入学・・・
[ミシェル]
うちの学校
いよいよ銀河最強の学園に
なっちゃうんじゃない?
[ランカ]
でもすごく楽しそうだね!
[アルト]
楽しいというか騒がしい、じゃないのか?
[ミシェル]
新入生のみんなにも
楽しい学園生活を送ってもらいたいね
[シェリル]
きっと伝わてるわよ。
今日のライブでね!

エピローグ

コメント



トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS